沼 / はてしない青 [CD/New]
’22. 日本中どこにでもある「沼」、沼で想像できうる全てをもってしてもこの肌感と耳触りの説明がつかない. 関西でゆっくりと地に足つけた活動を繰りながら紡ぎ出された1st Full Length. 2022年ではあるものの昭和の郷愁とアンファン・テリブル感が、アフターファイブのやさぐれ感をほんのり匂わせながら物語る. Post Rockの標榜時に浮かび上がった枯れ系のSSWに近い感覚だったり、時を経てもLO-Fiムーブメントとの並走感や、急にコンマ何秒で現れる上手くなったShaggsの質感だったりもするけど、なんか違う. 例えば70年代のどこの誰とも知られていないSSWの奇跡のプライベートプレス、発掘!に近い感じ. テクノロジーが我が物顔で往来を行き来する今、我々人類が欲して止まないものは、想いが先行する体温のあるほつれ、そう、まさにそれだ!12Tracks.CD- JPN: DAUB (new) DAUB 08[01/20/2023-03][日本のロック/日本のポップス/SSW]