Arcadian Starship / Dedicated To Winslow Leach [LP/New/LP+CD]

'21. The Sleeping Aides & Razorbladesの白浜先輩によるソロプロジェクト. 先行でカセットテープとしてリリースされたアルバムのLP/CD化. R&Rリバイバルとテクノポップが世の中のお茶の間に浸透し始めたあの頃にあたしたちの頭から突き抜けた雷のような感覚と、イチ地方局のドマニアックな発掘系ラジオプログラムで毒牙にかかったパーソナリティのパワープレイによりローカルヒットを連発してしまう喫茶店のマスターの一嘉言集のような味わい. アトランタのローカルバンドに居そうな甘酸っぱさ. 突き放す感覚を覚えてしまったyoutube上のMVって、踏み絵みたいなことだったんだろうか、冒頭のツカミで掴みにこないのも敷居の高さの表現なんだろうか. いや、年齢による目線の差異なんだろうな. '79-'85のPost-Punkムーブメント世代に経た時代を噛み締めながらメロディ至上主義を貫き通した日曜作家のようで、正直めちゃくちゃいい. 8Tracks.LP+CD

以下、レーベルからのインフォ:
「DEBAUCH MOOD22作目のリリースはArcadian Starship『Dedicated To Winslow Leach』。

札幌にて活動するThe Sleeping Aides & Razorbladesの中心メンバーにして、その天然色な音楽性を柱に泣きの旋律を武器とする"シラハマ"によるソロプロジェクトArcadian Starship。
先行してリリースされたTAPE ver.音源(2020/11発売)のLP+CD ver.が2021年2月リリースとなる。

既に今作をTAPEで楽しんでいた方であれば分かるその粒揃いの楽曲が濃縮された今作は、70、80、90、そして00年代の淡い記憶を串刺しに紐づけるようなPower Popに満ち溢れ、プライベート録音であるが故の"彼らしい自由度"がR&Rとして音色重なり、適時micro KORG鳴り響き"形"をより鮮明に輝やかせる内容として完成された。
宅録であるからこそ、先ず確認すべきは当本人の今作へ打ち込んだモードに着目すべきである。彼曰く1番の基準はMartin Newell/Cleaners From  Venusの大いなる存在感を自己として出力したかったとの事で、その溢れ出るImageは妄想レベルにまで落とし込まれた楽曲の血肉として形成され、所謂ベットルーム宅録的手法からは敢えて離れたバンドサウンド感触に重点を置いた音源として形作られている。
他にはElvis CostelloのBlue Chair(Out  of our idiotのバージョン)、Marshall Crenshawの1st〜3rd、松尾清憲の1st、Jim BasnightのI wanna be yours、Harlowのharry de mazzio等からインスピレーションを受けたとの事ではあるが、最早Fleetwood MacのRumoursバリに国民ウケしそうな感触すらもあり、それは全ての意図・偶発な形問わずバックラッシ的絶対領域にて彼独自の表現極まりしReal Dream Pop。彼自身の音楽体験の蓄積。ノスタルジー。再会を思わせる様な感触。として、アルバム全体から聴き手それぞれへの内情に響いていく。

封入品は盤、LP ver.専用インサート×2、紙ジャケットCDとなり、本人によってレコーディング、デザイン、デザインデータ作成、MV撮影、編集、出演までが全て貫徹。一から終わりまでをシラハマ自身が考え表現する自由な音、形で、フィジカルが作り上げられた今作。シンプルな話、こんなCOVID-19が蔓延する世でライブが少なくなってしまった状況であっても、今作は宅録という形で活路を見出した"泣きの一枚"となる実例として、ある意味価値すらあるレコードリリースとしても楽しめる音源となっている。」

- JPN: DEBAUCH MOOD (new) DEBAUCH022
[02/13/2021-07]

[日本のロック/日本のポップス/POWER POP]
型番 XZ00397
販売価格

2,310円(税210円)

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